それは、今話題の山下ふ頭のことである。
1950年代末、横浜港の外貿ふ頭は、大さん橋の半分だけで、新興ふ頭の真ん中は、米軍の冷凍倉庫等に提供されていて、横浜港の外貿は非常に貧弱な機能しかなかった。
そこで、横浜港の外貿機能を復活させようとして、国に要望した結果、建設してくれたのが山下ふ頭なのだ。
だから、当初は山下ふ頭を、「安保代替ふ頭」とよんでいた。
そうして、半分くらいが出来て、その後を横浜市が岸壁建設と埋立工事をして、山下ふ頭が完成したのだ。
だから、今、ノースピア(瑞穂ふ頭)の米軍が長期化することが問題となっているようだ。
たしかに、問題だが、日米安保条約がある以上、これを否定しても無意味だ。
だから、私は、山下ふ頭の先例に倣って、なにか国に整備・建設を要望すれば良いのではないかと思うのである。
どうでしょうか。