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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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映画『東京裁判』の問題シーン

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映画『東京裁判』は、非常に公平な見方の作品だが、中で一つだけ問題なのが、南京事件の部分で、中国側が作った先導的映画を挿入しているところだろう。

                  

それについては、荒木正也さんなどスタッフも反対したが、小林正樹監督が、

「どうしても入れたい」として入れたフィルムである。

そこで、「これは中国が作った宣伝映画である」とのコメントを入れることになった。

戦時中は、ソ連国境近くの満州の部隊にいた小林正樹監督の実感から来たものだろうと思うのだ。

 

 


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