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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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県知事の存在は、そんなものだ

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東国原英夫氏が、宮崎県知事選にまた出るそうだ。

タレントとして、面白みが低下してきたので、最後は県知事なのかと思う。

まじめに考える方には、不愉快だろうが、私が思うには、県知事は、その程度の存在だと言うことである。

                   

横浜市と神奈川県の関係でも、横浜市内での県の仕事は、ほとんどなく、第一に県と市の予算規模を比べても、問題なく横浜市の方が大きく、しかも県の予算の60%は、人件費である。教員と警察官の人件費が大きいのだある。

つまり、何か新規事業等をする力は、現在の神奈川県ににはないのである。

それは、別に神奈川県の責任ではなく、地方自治制度がそうできているのである。

都道府県は、本来、都道府県は事業的事業をすべき存在なのだが、景気後退の中で、東京都を除く都道府県は、皆財政難で、苦しんでいるので、「給与支払い団体」化しているのが現状なのだ。

だから、今日日本でも都道府県は、「形式的存在」になっており、知事の仕事は、各種の儀式でご挨拶するのが重要な仕事になっている。

だから、東京都の青島幸男、石原慎太郎や小池百合子、さらに大阪府の橋下徹や松井一郎のような連中でも十分に務まるのである。

実務的な仕事がないので、知事はそうなるしか仕方ないのである。

東国原氏のご健闘を祈るものだ。

 

 


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