テレビ版は、一切見ていなかった。浅野温子と館ひろしが、嫌いだったからだ。
一応、柴田恭兵は、愛嬌があるので、許せるが、この二人にはないからだ。
1998年で、随分と横浜の古い物が残っていたなと思う。
冒頭の倉庫は、キリンビールの鶴見倉庫だった。
キリンが工場を改築されたとき、壊されたのだ。
また、最後で臨港線が出てくるが、多分本牧操駅で、この頃は盛んに使用されていた。
この頃、山下埠頭からの臨港線は、みなとみらい開発にじゃまとのことで、廃止した。
これが、港湾局での私の最後の仕事になった。
この時、国からの補助金の問題があった。1963年の建設のとき、20億円の内、10億円をもらっていたのだ。
廃止を申請すると、「もう意義は果たした」とのことで、補助金返還はせずに終わった。
当時、山下からの臨港線は、ある冷凍倉庫からのキリンビールのホップ輸送をしていたが、これは本牧操駅に横持ちし、臨港線で生麦に運ぶことにした。
さて、自衛隊の爆弾を輸送していて、それを爆破しようと悪が企図するが、神奈川臨港鉄道で、そんな貨物はなかったはずだが、映画なので良い。
館が、バイクに乗って両手で銃を撃つのは凄いと思う。
明らかな交通法違反だが。
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