このところ、テレビ朝日でかつて放映された『新撰組血雲録』を見ているが、内容は非常に面白い。
だが、私は学生時代から、新撰組が嫌いだった。理由は簡単で、時代に逆行した「反動的」な組織だったからだ。
それは、私が、日本維新の会が嫌いな理由と同じだと思えた。
日本維新の会も、大変に時代に反する方向を向いている政党だと思う。
行政改革が彼らの唯一のスローガンだが、「コロナ禍」を経て、時代は、むしろ保健、衛生、医療、教育等の行政の役割の重要性が見直されていると思う。
イソジン吉村の大阪市と府が、コロナ対策で一番失敗しているのが、その結果である。
行政の重要性の見直しは、別に日本だけではなく、アメリカや欧州でも行なわれていて、行革の時代では今後はなくなって行くのだと思える。
その時に、日本維新の会の国での議席が増えたのは、まことに時代の皮肉と言うべきだろうか。