今回の選挙を見ても分かるのは、日本では政党は、日本共産党と公明党しかないと言うことだ。
日常活動、全国的組織等を見ても、現代の日本で政党と言われるものがあるのは、この二党だと思う。
自民党と立憲民主党は、それぞれの議員の後援会が組織で、その全国的集合体にすぎないと思う。
ただ、昔は、自民には、郵政、ゼネコン、医師会等が、社会党・民主党には労組があり、それぞれが活動を支えていたが、この二つは小泉改革、労組の減少で、現在はなくなっている。
そこで、今の地域での自民党を支えるのは公明党である。
だから、今回野党が共闘したのは正しく、共産党を中核組織にしたのは正しいとも言える。
立憲民主党は、かつての日本社会党の欠点である、日常活動の不足と組織強化ができるのだろうか。
労組が駄目になった今日、福祉、介護、教育、文化等のボランティアグループとの連携、ネットワークしていくことが重要で、それは自民にはできないことだと思うのだ。