昨日の夜、ロッテが楽天に負けて、オリックスが優勝になった。
25年ぶりだそうで、そんなに駄目だったのかと思う。
私は、以前から俳優座・オリックス説で、この二つは20世紀は日本で1位だったが、21世紀になり、急速に駄目になった。
俳優座は、千田是也、小沢栄太郎から仲代達矢、東山千栄子、河内桃子から栗原小巻に至るまで人気俳優がいて、前衛劇から文芸作品まで上演していて、日本の新劇で第一の劇団だった。
それが駄目になった理由は、二つあり、一つは俳優座養成所を止めて、桐朋学園演劇科に移行させたことだ。
文学座や青年座に養成所はあるが、俳優座にはなく、桐朋学園演劇科になる。
だが、桐朋は大学であり、「芝居は好きだが勉強は嫌い」という連中には障壁がある。
もう一つは、演出者として観客動員の実績を上げた小沢栄太郎を、千田是也が嫉妬して退団させたことで、観客を失う。
阪急ブレーブスは、阪急鉄道が手放して宮内のオリックスに売却したが、それまでは、イチローのみならず、福本豊、山田久志、加藤秀司など優れた選手がいて、パ・リーグの覇者だった。
ところが、オリックスの宮内がケチで、報酬をケチるため、優秀な選手がドンドンいなくなった。
そして、25年間も低迷したことになる。
こうなれば、日本シリーズは、ヤクルトとオリックスでぜひやってもらいたいと思う。
山本、宮城対山田、村上など見たいではないか。
巨人に、そんな選手はいるのだろうか。