10月31日の衆議院議員選挙では、最高裁判所判事の国民審査も行なわれる。
これは、こういうことを言ってはいけないが、困りものの事業だった。
何故かというと集計が面倒なのだ。
衆議院議員の方は、選挙区、比例区とも数箱の集計箱にいれて数を数えれば良い。
結果は重大だが、すぐに出るので比較的簡単である。
だが、国民審査は非常に面倒である。
これは、罷免した人にのみ×を付けるものだが、そう思わない人はなにも書かなくて良い。
だが、これを現場では、○と×と言っていて、全部○は、全○、全部×は全×と言っている。
もちろん、一番多いのは全○で、これと全×をドンドン箱に入れる。
ここまでは良いが、×の数で今度は区分する。一×、二×と言った具合に。
そして、今度は×の場所、つまり判事で集計していく。
これをずっとやっていくのだ。だから、非常に時間が掛かる。
選挙の方の結果が出ても、こっちはまだ延々とやっている。
だた、関心はないので、少しくらい遅くなっても問題はないので、ゆっくりとやる。
そして、ほんとだがOKなのだから、非常に虚しい。
私は思うのだが、これは電子集計で良いと思う。〇、×なのだから、電子集計に合うと思う。
選挙の方は、世界一の文字の国なのだから、手で書くようにすることにこだわりは大きいと思う。
だが、国民審査は、電子的集計で良いと思うのだ。
今回は、判事の中で、深山卓也、林道晴、三浦守の3氏には、×を付けた方がよいと、尾形修一氏のブログで教えてもらった。ご参考までに。
「尾形修一の紫陽花通信 10月25日」にある。