辻萬長が亡くなったとのこと。
私が、彼を最初に見たのは、新藤兼人監督の1971年のATG映画『こころ』だった。
夏目漱石原作の映画化で、2回目である。
相手役は、当時人気絶頂の松橋登で、女優は杏梨だった。
杏梨は、モデル出身でどうでも良く、これを見て一番得しているのは、母親の乙羽信子で、どことなくずるい感じがした。
「これは、乙羽さんをきれいだろう」と言っている作品のように思えたのだ。
映画のみならず、本業の芝居でも素晴らしい演技を見せた俳優の冥福を祈る。
辻萬長が亡くなったとのこと。
私が、彼を最初に見たのは、新藤兼人監督の1971年のATG映画『こころ』だった。
夏目漱石原作の映画化で、2回目である。
相手役は、当時人気絶頂の松橋登で、女優は杏梨だった。
杏梨は、モデル出身でどうでも良く、これを見て一番得しているのは、母親の乙羽信子で、どことなくずるい感じがした。
「これは、乙羽さんをきれいだろう」と言っている作品のように思えたのだ。
映画のみならず、本業の芝居でも素晴らしい演技を見せた俳優の冥福を祈る。