来週投票日の横浜市長選挙について、各紙の予想も出ているようで、山中、小此木、林が争っているようだ。
選挙の予想については、私が議長秘書として仕えた鈴木喜一先生は、予想で有利と書かれると票が逃げるので困ると言っていた。
「鈴木喜一は当選なので、他の候補に入れる」となるのだと言うわけだ。
たしかに、昔は日本人には「判官贔屓」があり、不利な方に票が移動した。
だが、この30年位は、判官贔屓はなくなり、「勝ち馬に乗る」という風になっているようだ。
小泉純一郎の郵政選挙がそうだったと思う。
また、鈴木喜一先生は、横浜市西区の市会議員で、当時は定数3だったので、他の人に行くのもありだったのだ。それは、衆議院もそうで中選挙区だったので、複数の定数で、一人区は奄美大島だけだった。
だが、衆議院が小選挙区になったので、当選者は一人である。
だから、皆自分の票が死票になるのを嫌って、勝ち馬に乗るとなったのである。
今回は、どうなるのだろうか、注目されるところだ。