午前中に、ゴミ出しのために玄関に出てポストを見ると、市長選挙の公報が来ていた。
8人の公約等が書かれているが、一番おかしいのは、松沢茂文である。
元神奈川県知事なのだから、国会議員を挟んでいるとは言え、その人が横浜市長選挙に出るというのは、県知事よりも横浜市長の方が上ということだろうか。
実際に、神奈川県よりも横浜市の方が予算規模も大きく、事業費も遙かに大きいので、横浜市の方が上なのは当然なのだから。
これは、別に神奈川県が駄目だと言うことではなく、都道府県は、義務教育教職員や警察官の給与を代表に、当該都道府県職員の給与の支払いが大きいので、その分、事業費は少ないのだ。
また、都道府県は高校の設置義務があるが、その他農業や工業の研究所も都道府県の事務で、市町村は設置義務はない。だが、横浜市のように余裕がある市は、高校を作っており、横浜には10校もある。
つまり、都道府県は、景気が良いときはいろんなことができるが、悪くなると公共事業等が出来なくなる仕組みになっているのだ。
そこまで、松沢氏が理解して市長選挙に出たとは到底思えない。
というのも、彼はIRについて反対を掲げていることで、今まで日本維新の会であり、維新は、IR汚職で湿されるようにカジノ賛成、促進だったのだから、一体どうなっているのだろうか。
さらに、「横浜市独立」で分権国家を実現! と言っているのは、どういうことなのだろうか。
神奈川県の職員が見たら、驚くにちがいないと思う。
いずれにしても、信じがたい男というほかはない。