土曜日にやるつもりで、できなかったのに、高橋英樹主演の『激しい河』がある。
これは、横浜駅東口の駅舎が堂々と出てくるのがタイトルの作品だった。
この東口駅舎は、翌年の『泥だらけの純情』でも出てくるので、いいとしたのだ。
『泥だらけの純情』では、横浜の外交官の娘の吉永小百合が、新宿のチンピラの浜田光夫と会う約束をする。
土曜日の午後、東口の駅舎のホール、待合所が出てくるのだ。
『激しい河』では、待合所で、柳瀬志郎がマネージャーのジャズバンドの連中がポーカーで賭けをしている。
トランペットが急にいなくなったとのことで、英樹が
「自分はペットができる」と申し出て吹くところから始まる。
ここの演奏がすごくて、なんとモード手法なのだが、音楽は小杉太一郎。
東口駅舎は、完全に壊されて今はルミネになっている。