阪神・ヤクルト戦を見ていたら、途中で急に中断するので、なんだと思うと、
「二塁ランナーの近本が、打者の佐藤にサインを盗んで知らせているのでは」と三塁の村上が言ったことのようだ。
矢野監督が、審判に抗議し、ヤクルトの高津と話して収まった。
さて、サイン盗みだが、昔のパ・リーグにはあったらしい。
かなりやっていたのは、阪急で、西宮球場のバックスクリーンに二軍の選手を配置し、団扇の使い方でバッターに教えていたと言われていた。
本当かと思われるが、当時の阪急球団の幹部には、旧日本軍の諜報機関の人間もいるので、と言う説まであった。
だが、ビデオを見ても、近本のは、左手を出すなど、あまりに動きが大きすぎて、本当とはとうてい思えない。
これは、村上が言ったというのは、彼はやはり佐藤のホームランを意識しているのを現わしているのだろう。
また、彼は高校野球時代にやっているチームにいたのだろうかと思った。
高校野球では、特に地域の有名校では、サイン盗みは技術の一つとして伝承されていたとの説もあるのだから。
まあ、良いことではない。