『女と刀』を見ていたら、主人公中原ひとみの母親の馬渕晴子が座敷に座っている場面があった。
すると、両足は、お尻の下ではなく、両側に出しているのがはっきりと見えた。要は、正座ではないのだが、これは小津安二郎の『東京物語』で、母親の東山千栄子の座り方も、そうだったのだ。正座が男女とも正しい座り方など、まったくの嘘なのである。
すると、両足は、お尻の下ではなく、両側に出しているのがはっきりと見えた。要は、正座ではないのだが、これは小津安二郎の『東京物語』で、母親の東山千栄子の座り方も、そうだったのだ。正座が男女とも正しい座り方など、まったくの嘘なのである。