横浜市の教育委員会は、中学の公民と歴史の教科書について、来年度からは育鵬社のを選択しないことを決めたそうだ。
私の知り合いには、「横浜の公立中は、育鵬社なので私立に行かせた」という人もいたくらいだったが。
今の教育委員長の大場茂美氏は、私が市会議長の秘書のときに、助役の秘書だった方で、教育長の鯉渕信也氏は、パシフィコ横浜では、私の後任の企画係長で、ウォーマッド横浜を実施した人である。
お二人とも、私とは異なり、非常に穏健で良識的な人であるので、当然の結果だろう。
だが、私は、「教科書問題」については、根本的な疑問をもっている。
教科書というのは、そんなに国民の精神や思想を支配するものなのだろうか、である。
もし、右派の教科書が使われると国民は右派になり、左派の教科書だと左派になるとすれば、国民の主体性はどこにもないことになる。
それほどに国民は愚かなのだろうか。
もちろん、戦前、戦中はどうかといわれるだろうが、それは教科書のみならず、マスコミから社会のすべてを戦意高揚のイデオロギーが支配していたのであり、比較できないと思うのだ。
まあ、横浜市の良識が証明されたと言ってよいだろう。
私の知り合いには、「横浜の公立中は、育鵬社なので私立に行かせた」という人もいたくらいだったが。
今の教育委員長の大場茂美氏は、私が市会議長の秘書のときに、助役の秘書だった方で、教育長の鯉渕信也氏は、パシフィコ横浜では、私の後任の企画係長で、ウォーマッド横浜を実施した人である。
お二人とも、私とは異なり、非常に穏健で良識的な人であるので、当然の結果だろう。
だが、私は、「教科書問題」については、根本的な疑問をもっている。
教科書というのは、そんなに国民の精神や思想を支配するものなのだろうか、である。
もし、右派の教科書が使われると国民は右派になり、左派の教科書だと左派になるとすれば、国民の主体性はどこにもないことになる。
それほどに国民は愚かなのだろうか。
もちろん、戦前、戦中はどうかといわれるだろうが、それは教科書のみならず、マスコミから社会のすべてを戦意高揚のイデオロギーが支配していたのであり、比較できないと思うのだ。
まあ、横浜市の良識が証明されたと言ってよいだろう。