午後、雨で外に出られないので、007を見る。
最初に日本、アジアでロケしたジェームス・ボンド映画。
イギリス映画で、世界配給はユナイト映画だったが、ユナイトがつぶれたので、今はMGMになっている。
MGMも一時はつぶれかけたが、例のカジノやホテルで盛り返して、逆にユナイト作品を持っている。
ユナイトは、1960年代は『ウエストサイド物語』などヒット作があったが、その後切り売りされ縮小されて不振になったようだ。
昔、富士山の麓で英語を習わされたとき、講師の一人が、元ユナイトで宣伝をやっていたが、合理化で首になって日本に来たと言っていた。
宇宙でアメリカの宇宙船が乗っ取られ、すぐにソ連を疑うが、ソ連ではないというのが、イギリスの見方で、ボンドが香港に派遣される。
そこのホテルで女と一緒ところを襲われて死ぬ。
海軍将校として水葬で海に投ぜられる。だが、その棺桶が回収されて箱から出せれると生きている。
一度は死んだわけだ。
そして、日本に来る。ホテルニューオータニで、ある会社の社長に会い、情報を交換するが、そのOSATOという会社が怪しいようだ。
まずは、国技館に行き、大相撲を見る。半裸の女性による入浴サービスシーンもあり、エロ度はかなり高い。
この日本での秘書は、若林映子で、彼女は夜寝室で敵の手で殺されてしまう。
日本側のエージェントは丹波哲郎で、彼の本では約1年間、ロンドンの大スタジオに行って悪の巣窟のシーンは撮ったそうだ。
本当に大きなスタジオで、話は漫画だが、セット、装置、機材等のスケールの大きさが凄い。
もともと、映画は見世物なのだから、大きさで脅かすのは映画の本道でもある。
箱根の山の上のようなところでのボンドの操縦する小型ヘリコプターと大型ヘリのアクションなど、小型ヘリが銃を乱射したら反動で墜落するのではと思うが。
若林が死んだので、新たなボンドガールが現れ、浜美枝である。
彼女と会うのが集団結婚式で、神社は琴平宮のように見える。
そして、忍者式訓練をするが、それが姫路城とロケーションはめちゃくちゃだが、金はかかっている。
最後、火口湖があり、その下に悪の巣窟があることが分かり、ボンドは終始ビキニの浜と山頂に登り、彼らの城に潜入する。
そして、悪人を征伐して終わるが、そいつの目的は、米ソの宇宙線を乗っ取って、米ソの戦争を目論むものだった。
中身はひどいが、金で見せる映画であり、丹波のギャラは20万ドルだったというのだから、シヨーン・コネリーはいくら貰っていたのだろうか。
英米の映画は、金を掛けて、その分世界配給で元を取るという方式で、国内配給しかない日本映画ではできない業である。
BS・TBS
最初に日本、アジアでロケしたジェームス・ボンド映画。
イギリス映画で、世界配給はユナイト映画だったが、ユナイトがつぶれたので、今はMGMになっている。
MGMも一時はつぶれかけたが、例のカジノやホテルで盛り返して、逆にユナイト作品を持っている。
ユナイトは、1960年代は『ウエストサイド物語』などヒット作があったが、その後切り売りされ縮小されて不振になったようだ。
昔、富士山の麓で英語を習わされたとき、講師の一人が、元ユナイトで宣伝をやっていたが、合理化で首になって日本に来たと言っていた。
宇宙でアメリカの宇宙船が乗っ取られ、すぐにソ連を疑うが、ソ連ではないというのが、イギリスの見方で、ボンドが香港に派遣される。
そこのホテルで女と一緒ところを襲われて死ぬ。
海軍将校として水葬で海に投ぜられる。だが、その棺桶が回収されて箱から出せれると生きている。
一度は死んだわけだ。
そして、日本に来る。ホテルニューオータニで、ある会社の社長に会い、情報を交換するが、そのOSATOという会社が怪しいようだ。
まずは、国技館に行き、大相撲を見る。半裸の女性による入浴サービスシーンもあり、エロ度はかなり高い。
この日本での秘書は、若林映子で、彼女は夜寝室で敵の手で殺されてしまう。
日本側のエージェントは丹波哲郎で、彼の本では約1年間、ロンドンの大スタジオに行って悪の巣窟のシーンは撮ったそうだ。
本当に大きなスタジオで、話は漫画だが、セット、装置、機材等のスケールの大きさが凄い。
もともと、映画は見世物なのだから、大きさで脅かすのは映画の本道でもある。
箱根の山の上のようなところでのボンドの操縦する小型ヘリコプターと大型ヘリのアクションなど、小型ヘリが銃を乱射したら反動で墜落するのではと思うが。
若林が死んだので、新たなボンドガールが現れ、浜美枝である。
彼女と会うのが集団結婚式で、神社は琴平宮のように見える。
そして、忍者式訓練をするが、それが姫路城とロケーションはめちゃくちゃだが、金はかかっている。
最後、火口湖があり、その下に悪の巣窟があることが分かり、ボンドは終始ビキニの浜と山頂に登り、彼らの城に潜入する。
そして、悪人を征伐して終わるが、そいつの目的は、米ソの宇宙線を乗っ取って、米ソの戦争を目論むものだった。
中身はひどいが、金で見せる映画であり、丹波のギャラは20万ドルだったというのだから、シヨーン・コネリーはいくら貰っていたのだろうか。
英米の映画は、金を掛けて、その分世界配給で元を取るという方式で、国内配給しかない日本映画ではできない業である。
BS・TBS