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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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アラビア語について

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小池百合子の学歴詐称で問題となっているアラビア語だが、私も実はアラビア語を習ったことがある。
理由は、レバノンの女性歌手フェイル―ツなどのアラビアのポッピュラー音楽が好きだったからで、彼女のLP、CD、DVDも多数持っている。

                     

その中身を知りたいと思い、カルチャーセンターで習いはじめたが、週1回程度では到底習得できないと分かり約1年であきらめた。

理由は、アラビア語は、他の言語との共通性が極めてすくなく、外来語、借用語等がほとんどないことだった。
以前、私は、ブラジル音楽が好きなので、ポルトガル語をやったことがあるが、ポルトガル語には、スペイン語はもとより、フランス語、イタリア語、英語等との共通語が多く、多くの単語の意味が類推可能である。
だが、アラビア語には、そうしたことはほとんどなく、個々の単語を一つひとつ憶えなくてはならないのだ。
要は、アラビア語は、「孤立」した言語であって、おそらくペルシャ語としか関係がないからだと私は思う。
ここで言っているアラビア語とは、もちろん口語で、文語は到底私のレベルでできるものではない。

さて、小池百合子のカイロ大学首席卒業だが、嘘であることは間違いないだろう。
カルチャーセンターで、教えてくれた先生は、日本国内でアラビア語の基礎を勉強した後、アラブ圏の大学に行った方で、日本人がそう簡単に習得できるものではないのだ。小池は、関西学院からいきなりエジプトに行ったそうで、その後すぐにカイロ大学でアラビア語を習得できるとは思えない。
こんな簡単な嘘を平気でつくとは普通の人間はしない。だが、小池は「うそつき」で、その嘘がばれても平気な人間なのだ。
4年前の公約をみな忘れていると思うが、中に「二階建て電車で満員電車をなくす」があったのを憶えているだろうか。
普通に考えて、絶対に無理なことを公約に掲げ、できない嘘をついても、まったく平気な、蛙の面にしょんベンの人間なのだ。
だが、このアラビア語を習っている最中に、小池の都知事当選事件があり、エジプトなどアラビア語圏では、大ニュースだったそうだ。
理由は、もちろんアラビア語のできる「稀有な政治家」だからだそうだ。
平気で嘘をつく人間を都知事にしてはいけないと思う。

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