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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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『コリーニ事件』

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阪神が連敗して、3戦目も到底勝てるのとは思えないので、映画を見に行く。
ドイツ映画で、新任の弁護士ライネンが引き受けたのは、大物財界人射殺の犯人で、彼は黙秘していて殺害理由を言わない。
被害者は、トルコ人のライネンを育ててくれた恩人。
だが、事件の犯人のイタリア人を調べていくと、戦時中のイタリアでのナチの住民虐殺事件が分かり、被害者は親衛隊員であることが明らかにされる。
私は、これを見て、ジェシカ・ラング主演の映画『ミュージック・ボックス』を思いだした。
ここでは、ハンガリーでのナチの残虐行為がテーマになっていて、アメリカでそれを告発された父親を弁護する。
だが、ミュージック・ボックス、つまりオルゴールを開いて回すと、そこからナチス時代の写真が出てくるというものだった。
ここでは、さらに西ドイツのアデナウワー時代にナチ時代の犯罪者を免罪する法ができ、起訴を免れたことも描かれる。
この辺の、戦争責任の追及は、日本とは非常に異なるものがある。
最後、犯人のフランコ・ネロは自殺して、裁判は終わる。
こういうシリアスな映画を見ると、欧州の俳優の演技が上手いことがわかる。
横浜ブルグ13

予想通りに阪神はボロ負け。やはり、第一戦で、途中で好投の西を下したのが最大の間違いで、二戦目も重大な場面で、ルーキーの小川を出したのが敗因だったと思う。
今年は大変だと思うが、夜『サンデー・スポーツ』で、達川が「ボーアはいずれ打ちますよ」と言われ安心する。
ボーアは、大振りはせず、鋭く振るタイプではなので、いずれ当たるだろうと期待したい。

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