長い間見たかったのがやっと叶った。期待に違わぬ爽快な傑作である。
1965年、脚本は永原秀一、監督は言うまでもなく長谷部安春。
アラスカからハンターの渡哲也が戻ってくる。
その前に、米軍基地の町で少女が、ジープやバイクを乗り回している不良に襲われて自殺するシーンがある。
少女は渡の妹で、彼は叔父で自動車修理工場をやっている鶴丸睦彦のところに居候する。
不良グループのリーダーは藤竜也で、情婦は集三枝子、スリムなジーンズ姿がかっこいいが、彼女はモデルでカバーガール出だった。
川地民夫や杉山俊夫、尾藤イサオらがメンバー。
彼らは、高級車に乗っていた女性藤本三重子の車にいたずらしようとするが、渡に追い払われる。
二人はクラブに行くが、その店の奥で、藤らは基地から入手した酒を売って稼ぎにしている。
不良たちは、しつこく藤本に絡み、暴行しようとするが、藤本は「私を誘拐して父親から金を取っては」と提案する。
父の清水将夫は有名な政治家なのだ。誘拐電話を使い基地周辺の森林をバイクで逃げて警察から逃げ、1,000万円を取る。
だが、バックを開けると、たった10万円で、あとは紙くず。
「お前は10万円の価値だ」という藤竜也。
その時、渡は一味の少年が妹のペンダントを持っていることに気付く。
やはり、この連中が妹を強姦して死に追いやったのだ。
そこから渡哲也と、藤竜也、川地民夫らの戦いになる。
渡は、猛獣用の罠を仕掛け、さまざまな物を使って一人づつ殺していく。
川地民夫をライフルで撃つと、内臓が出ているのが笑えた。
最後、全員を殺して終わり、藤本も「父のところに戻って戦うわ」という。
だが、そこはなんと米軍基地内で、米軍のMPが来て、渡と藤本を包囲する。
渡は、ライフルを両手で掲げてギブアップのポーズ。
日本は、米国の下にあることを描いた優れたエンドだった。
神保町シアター
1965年、脚本は永原秀一、監督は言うまでもなく長谷部安春。
アラスカからハンターの渡哲也が戻ってくる。
その前に、米軍基地の町で少女が、ジープやバイクを乗り回している不良に襲われて自殺するシーンがある。
少女は渡の妹で、彼は叔父で自動車修理工場をやっている鶴丸睦彦のところに居候する。
不良グループのリーダーは藤竜也で、情婦は集三枝子、スリムなジーンズ姿がかっこいいが、彼女はモデルでカバーガール出だった。
川地民夫や杉山俊夫、尾藤イサオらがメンバー。
彼らは、高級車に乗っていた女性藤本三重子の車にいたずらしようとするが、渡に追い払われる。
二人はクラブに行くが、その店の奥で、藤らは基地から入手した酒を売って稼ぎにしている。
不良たちは、しつこく藤本に絡み、暴行しようとするが、藤本は「私を誘拐して父親から金を取っては」と提案する。
父の清水将夫は有名な政治家なのだ。誘拐電話を使い基地周辺の森林をバイクで逃げて警察から逃げ、1,000万円を取る。
だが、バックを開けると、たった10万円で、あとは紙くず。
「お前は10万円の価値だ」という藤竜也。
その時、渡は一味の少年が妹のペンダントを持っていることに気付く。
やはり、この連中が妹を強姦して死に追いやったのだ。
そこから渡哲也と、藤竜也、川地民夫らの戦いになる。
渡は、猛獣用の罠を仕掛け、さまざまな物を使って一人づつ殺していく。
川地民夫をライフルで撃つと、内臓が出ているのが笑えた。
最後、全員を殺して終わり、藤本も「父のところに戻って戦うわ」という。
だが、そこはなんと米軍基地内で、米軍のMPが来て、渡と藤本を包囲する。
渡は、ライフルを両手で掲げてギブアップのポーズ。
日本は、米国の下にあることを描いた優れたエンドだった。
神保町シアター