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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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『深く静かに潜航せよ』

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1958年の米軍の潜水艦映画だとは知っていたが、日本の四国と九州の間の豊後水道での戦いであることは初めて知った。
潜水艦館長のクラーク・ゲーブルは、日本の駆逐艦秋月に豊後水道で攻撃を受けて沈没してしまう。



ハワイで休養していたゲイブルに、再度潜水艦ナークの艦長命令が出る。副艦長は、バート・ランカスター。
ゲーブルは、艦内の船員に対して厳しい訓練を行い、時には大船団を発見しても攻撃せず、訓練を続ける。
そして、ついに輸送船と駆逐艦を発見し、2艦を次々と攻撃し、共に沈没させて大成功を得る。

さらに、2日後に豊後水道で、秋月を含む船団を見つけ攻撃する。
何隻かの攻撃に成功するが、上空の航空機からの攻撃で、潜水艦は大きな損害を受け、救出に向かう過程で、死者も出て、ゲーブルも重傷を負う。
ゲーブルは、死者の死体を館外に出させ、艦が沈没したように偽装させる。

日本の対米放送の『東京ローズ』が、ナークの撃沈と死者の名も言っているので、ランカスターは、作戦が成功したことを確信する。
艦は魚雷攻撃で秋月を攻め、見事に沈没させる。
だが、重傷を負っていたゲーブルは死ぬ。
日本海軍の軍人も出てくるが、やはりややおかしい日本語であり、ハリウッド映画としては仕方のないところだろう。
豊後水道だが、「ボンゴ・ストレイツ」と聞こえるのがおかしかった。ブンゴというのは言いにくいのか。
ムービープラス

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