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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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2000年ごろの「御用納め」

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先日は、1970年代の横浜市の御用納めについて書いたが、その30年後の2000年ごろのことについて書く。
この頃は、5時前に宴会を開くのは禁止で、「5時以降に事務所内でやっても良いが、密かにやれ」と言うご指示だった。
要は、市民の目が厳しいとのことからだった。

                     


当時、私はある区役所の福祉・保健部門にいたが、そこでの御用納めは、5時過ぎに個々の課のコーナー等でやっていた。
福祉保健部なので、女性が多く、それなりに華やかで、また日頃は見られない姿が出て、大変に興味深かった。

中で、お局様的な怖い保健婦さんがいたが、酔った性か、管理職相手に話をしていたが、次第にくどくなっていて、次々と管理職に説教している。
最後、保健所長のところにまで来たので、タクシーを呼んで帰す。
後で聞くと、この方は酒癖があまり良くないので有名だったとのこと。
所長も、そろそろセクハラ的言動をしそうなので、この方も車を呼んで帰っていただく。
管理担当の係長と各課を廻って整理して戻ることにすると、たしか11時頃だったと思う。

その後、御用納めを事務所内でやるのは、ご法度となった。
今は昔の話である。

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