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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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『ジョアン・ジルベルトを探して』

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ジョアン・ジルベルトの大ファンなので、見に行く。
2003年9月の初来日公演もパシフィコ横浜に見に行ったし、昔からCDも持っている。
だが、この映画は最低である。なにしろ後半はほとんど寝ていたのだから。

筋は、公の場に出なくなったジョアンを探してブラジルをうろうろするだけで、どこにもドラマがない。
大体、ミュージシャンが出なくなったのは、意欲がなくなったからで、それは誰にも分からない。
金に不足していれば、出て稼がなくてはならないが、ジルベルトくらいだとその必要もない。
彼は、もともと気まぐれ坊主なのだから、なぜと探しても意味は出てこないだろう。
最後は、どうなったのかは寝ていて分からず、目が覚めると訃報のタイトルだった。
黄金町シネマジャック

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