1959年7月に公開された中川信夫監督の映画で、日本映画史上最高の怪談映画とされる名作。
もちろん、見ているがビデオなので、フィルム上映は珍しいので、渋谷のシネマヴェーラに行くと、ずっと3階までの列で、入れるのかと思うがなんとか席を確保できる。
中川信夫監督を偲ぶ、酒豆忌のイベントでもあり、新東宝作品上映の最初の作品。
筋は、鶴屋南北の歌舞伎の名作で、実はこの新東宝作品は意外にも非常に南北の原作に忠実なのだ。
備前岡山で、2月頃の寒い夜の田圃で、天知茂の田宮伊右衛門が岩の父親浅野進次郎を殺してしまうところから始まる。
すぐに岡山から、敵討ちと若杉嘉津子お岩と北沢典子のお袖をだまして東海道を来て、白糸の滝で、お袖の許嫁の世茂七(中村竜三郎)を殺す。
総ては、意志薄弱な伊右衛門は、江見俊太郎の悪人に唆されての事件だった。
そして、伊藤喜平の娘の池内淳子に伊右衛門は惚れられて、婿入りし、お岩様に毒を盛り、化け物のような顔にし、岩は死んでしまう。
無事婿入りの床で、錯乱した伊右衛門は、お岩と間違えてお梅を、小平と間違えて喜平も殺害してしまう。
最後は、蛇山で、伊右衛門は、お袖と世茂七に討たれて死ぬ。
お岩は、子を抱いて昇天してゆく。
江戸時代末期の、下層庶民の感じが非常によく描かれていると思う。
また、季節の虫、風鈴、物売り等の声が繊細に入れられていて、中川監督のセンスが分かる。
酒豆忌では、雨宮真由美さんらといろいろと話す。非常に面白いイベントだった。
もちろん、見ているがビデオなので、フィルム上映は珍しいので、渋谷のシネマヴェーラに行くと、ずっと3階までの列で、入れるのかと思うがなんとか席を確保できる。
中川信夫監督を偲ぶ、酒豆忌のイベントでもあり、新東宝作品上映の最初の作品。
筋は、鶴屋南北の歌舞伎の名作で、実はこの新東宝作品は意外にも非常に南北の原作に忠実なのだ。
備前岡山で、2月頃の寒い夜の田圃で、天知茂の田宮伊右衛門が岩の父親浅野進次郎を殺してしまうところから始まる。
すぐに岡山から、敵討ちと若杉嘉津子お岩と北沢典子のお袖をだまして東海道を来て、白糸の滝で、お袖の許嫁の世茂七(中村竜三郎)を殺す。
総ては、意志薄弱な伊右衛門は、江見俊太郎の悪人に唆されての事件だった。
そして、伊藤喜平の娘の池内淳子に伊右衛門は惚れられて、婿入りし、お岩様に毒を盛り、化け物のような顔にし、岩は死んでしまう。
無事婿入りの床で、錯乱した伊右衛門は、お岩と間違えてお梅を、小平と間違えて喜平も殺害してしまう。
最後は、蛇山で、伊右衛門は、お袖と世茂七に討たれて死ぬ。
お岩は、子を抱いて昇天してゆく。
江戸時代末期の、下層庶民の感じが非常によく描かれていると思う。
また、季節の虫、風鈴、物売り等の声が繊細に入れられていて、中川監督のセンスが分かる。
酒豆忌では、雨宮真由美さんらといろいろと話す。非常に面白いイベントだった。