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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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教職員住宅は池上にもあった

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浦和での小学生殺人事件の家族は、教職員住宅に住んでいたそうだ。
私の実家、大田区池上にも教職員住宅があった。
これは、1950年代末に矢口から、特殊飲食街が移転してくる話があった。



矢口は、今では高級な住宅になっているが、戦前、戦後は三菱重工等の工場があり、労働者の多い町で、それを相手の「青線」があった。
ところが、1958年に売春防止法ができ、時代も工場が朝鮮戦争の終結で労働者が減ったのだろう、本門寺への参拝者があてにできる池上への移転が計画されたようだ。
だが、地元のPTA等が強く反対し、都が土地を買収して教職員住宅を建てた。
私の中学3年のときの担任も夫婦で住んでいて、また同級生の女の子も住んでいたので、そこで集まってはよく遊んでいた。
というのも、当時すでに空室があったからである。
だが、当時のことで、遊びと言っても実に幼いもので、想像されるような性的なことはなかった。
しかし、担任に聞いたところでは、この空室を使って映画の撮影があったとのこと。
よく聞くと、それはピンク映画だったようだが、具体的にはどれだったのかは聞かなかった。
今、考えるときちんと聞いておけば良かったと思うが、非常に残念なことである。
その後、この住宅は壊されてなくなっている。
民間でも社宅は減る状況にあるが、教員でも事情は同じなのかもしれない。

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