早稲田で行われた「プレスシートから読み解く日活ロマンポルノ」で紹介された、長谷部安春監督、梢ひとみ主演の『スケバン刑事・ダーティー・マリー』は、ロマンポルノでも成人映画でもなく、一般映画だったことを初めて知った。
これは、梢ひとみの主演で、私も見て面白かった記憶があるが、この日の報告では、彼女のセックス・シーンはなく、裸の露出もほとんどないアクション映画だったとのこと。
「ああ、そうだったのか」と思い、併映が『子連れドラゴン・女人拳』だったと言われ、「これも見た」と思い出した。
ノートで見ると、1975年5月に川崎名画座と言うロマンポルノ上映館で見ていた。
当時は、ドラゴン映画の大ヒットに便乗した作品が多くあり、『ドラゴン対アマゾネス』などと言う『七人の侍』にヒントを得たのではないかと思われる映画もあり、結構面白かった。
言うまでもなく、これらはイタリア製映画であることは言うまでもない。