BSフジで、1990年の『斜陽の果て』を見た。
これは、映画監督の石橋蓮司をめぐり、かつての恋人で女優の小川真由美と、現在の若い恋人の美保純が新作映画で共演する。
最後、青森の最果ての駅のシーンで、美保純がホームから転落し進行してきた列車にはねられて死ぬ。
事故か殺人かの取り調べになるが、最後フィルムに小川真由美が美穂純を押した瞬間が写っていて小川の殺人が確定する。
監督の「カット!」の後もカメラを廻していたのはおかしいと思うが、小川と美穂、石橋の演技合戦はなかなか面白かった。
中で、石橋の盟友のプロデューサーは見た役者だと思いつつ誰か分からずにいた。
最後、タイトルで、木村元だと出た。
大映などによく出ていた役者で、調べるとご存命のようだ。