女優斉藤由貴の「不倫」が騒動になっているが、医者と一緒に見に行った映画館は、中区のシネマジャック&ベティらしい。
ここは、横浜でも数少なくなった名画座で、梶原支配人以下の若手が非常に頑張っている。
私は、昔からよく見に行っていて、大映の勝新太郎や市川雷蔵の作品などは、ここでほとんど見た。
今は、欧州の作品をよく上映しているが、時には結構珍しい作品もやっている。
そこで、斉藤由貴は、ここで何を見たのだろうか、少々気になる。
さて、彼女の恋愛問題だが、山田五十鈴を出すのは少々大げさにしても、役者が恋愛騒動を起こすのは、当然だという考えである。
役者の重要な資質の一つとして、容易に物事に感情的に没入してしまうことがあり、そうした感情は必須と思うからだ。
その意味では、役者というものは、普通の人間とは本質的に異なる存在であり、普通の人間の倫理観を期待するのは間違いなのだと私は思うのである。