先日、用があって中央図書館で神奈川新聞のマイクロフィルムの1953年7月を見ていたら、うなぎの専門店の一覧の広告があった。
言うまでもなく、土用の丑の日の宣伝である。
鰻松 金沢区洲崎町
わかな 中区港町
八十八 中区野毛町
清泉 中区宮川町
菊家 神奈川区反町
宮川 鶴見区駅西口
武藏屋 中区宮川町
オリンピック 南区弘明寺
喜代幸 西区戸部町(喜は旧字だが)
以上で、八十八が野毛になっているのと、弘明寺のオリンピックと西区の喜代幸と言う店は聞いたことがないが、あとは今もある。
意外にも60年以上も昔と同じとは、鰻屋は、技術が難しくてあまり新規参入がないせいなのか、それとも儲けが大きいせいなのだろうか、非常に不思議な気がした。