2014年4月に起きた韓国のフェリー船セウォル号の沈没事件の時、民間でボランティアとして遭難者救出にダイビング・ベルを使って実施した社長を中心としたドキュメンタリーである。
ダイビング・ベルと言うのは、まさに鐘のような形状の鋼鉄の筒で、海に沈めて作業を行い、海難事故の救出が可能だとのこと。
沈没後の、韓国海洋警察の救出が進まない中で、ダイヴィング・ベルは最後の頼みの綱になり、成功しないと逆に売名と追及されることになったのだそうだ。
初日の上映で、アン監督からの挨拶もあったが、韓国は、一時期の民主化時代のバックラッシュで、イミンバク、朴槿恵政権は、権威的で非民主的な政権となっており、今やマスコミの中心のテレビも、完全に政権よりになっているそうだ。
韓国も日本の安倍晋三政権のように、ひどいことになっているのかと改めて知った。