西日本では大雪で大変だが、首都圏はそれほどでもない。
その理由は、首都圏、関東は北の山脈にガードされているからである。
ということを知ったのは、1991年の1月に、市から派遣されて富士の国際貿易研修センターに行った時だった。
富士宮市上井出というところで、富士の２合目くらいなのだが、ほとんど雪は降らなかった。
富士宮の人たちに聞くと、
「富士山が雪をガードしてしまうので、雪は年に一、二回くらいしか降らない」とのことだった。
その通りで、３月末まで約３か月間いたのだが、雪が降ったのは、二日ぐらいしかなく、それもパラパラと降ってすぐに止んでしまった。
首都圏で雪が降るのは、南岸低気圧が、伊豆大島あたりを通過した時で、その低気圧に向かって雪雲が吹き寄せられて、途中で落ちて雪になるのだそうである。
今年も、いずれ１，２度は雪が横浜でも降るだろう。