政府が、女性が輝く社会として、トイレをきれいにすることを目標に掲げたそうだ。
「女性の活躍へ“トイレの質”向上を政府の会議が提言」
実に、どうでもよいこととしか思えない。
もともと、関西ではトイレをきれいにしておけば幸福になるという言い伝えがあるそうだ。
それを最初に知ったのは、死んだ女優で、絵本作家の藤原マキの本『幸福ってなに?』だった。
この中で、関西生まれの彼女は、母親から「女は、ご不浄をきれいにしとかんといけんよ」と言われていたそうで、日々トイレはきれいにしていたとのこと。
だが、彼女は1991年に54歳で亡くなってしまうので、トイレ掃除のご利益も大したものとは思えない。
ただ、彼女は非常な不摂生で、タバコは1日50本、コーヒーは7,8杯、そして不摂生の睡眠不足という、生活習慣病の優等生のような状況だったので、早死にも当然だったのだろうか。
私は、彼女は状況劇場時代に『由比正雪』で見たことがあるが、結構可愛かったと思う。