今日は夏至で、英語で言えば、midsummer である。
だからシエークシピアの「midsumer nights dream」は、真夏の夜の夢で、昔は「真夏の夜の夢」と訳されていて、家にあった昔の『沙翁戯曲集』でも「真夏の夜の夢」となっていた。
だが、このmidsummer は、今の6月のことで、イギリスでは決して暑い日々ではないが、日本で真夏と言うと、8月の猛暑を思わせて誤解されるというので、1960年代から『夏の夜の夢』とされている。
私も高校の時、演劇部でをやったことがある。
一年生だったので、端役出で村人の一人だったが、非常に面白く、また全体にドタバタ喜劇のようなところもあり、大変に受けて好評だった。
『夏の夜の夢』は、シエークシピアの中でも最も面白く幸福な後味の残る芝居である。
高校生などの初心者がやるのには最適の戯曲だと思う。
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