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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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山下ふ頭は、

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山下ふ頭は、もともとは安保代替ふ頭とよばれ、1950年代当時、瑞穂ふ頭の全部と新興ふ頭の大部分を米軍に提供されていたので、その代替として、国に要望して建設してもらった外貿ふ頭だった。

           

だから、山下公園側のふ頭用地は、国有地、ただし管理委託で横浜市が管理運営していた。

その他の民間倉庫会社の倉庫が立っている部分は、国が個々の店社に底地を売ったので、民間企業の土地だった。

その後、横浜市が埋立をしてふ頭を拡張したので、およそ全体の70%くらいの新山下側のふ頭用地は横浜市港湾局で、民間倉庫の底地は、民間企業のものだったと記憶している。

当時は、仕事柄、横浜港の臨港地区のほとんどの土地の所有者を記憶していたのだが。

さて、その後、例の「IR」が企図され、林文子市長の命令で、「山下ふ頭の用地は、ほとんど横浜市が土地交換等をして取得した」と、4年くらい前に、当時の伊東慎介局長から聞いた。

それは、その後も変化していないはずなので、現在も横浜市港湾局の所有のはずだと思う。

もし、変化していたとすれば、大問題である。


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