昨日の午後は、ある企画の打ち合わせで、関内に行くが、祭りで多くの人出だった。
元『浜っ子』『ハマ野毛』の編集長だった渡辺光次さんを入れて、いろいろと話す。
中で出たのが、元本牧の米軍基地に合った劇場のビル・チッカリングシアターのことだ。
本牧再開発のT課長は、大変優秀な方で、将来を期待された方だった。
彼などは、本牧を更地にすることが当然だったが、
「あの劇場とPXぐらいは残しておいても良かったのではないか」と思っていたそうだ。
その通りで、近年の再開発では、旧跡を残して再開発する手法が取られているが、本牧でもそうであった方がよかったと今にして私も思った。
後に、マイカルの中に、アポロシアターができたが、これはすぐにダメになった。
だが、渡辺さん曰く、「基地などという負の遺産は、すべて失くしてしまえ」
が当時から、つい最近までの世論だったとのこと。
本当にそうだったなあと思った。