先日、トリフォーも監督したオムニバス映画『20歳の恋』の日本編の主人公の青年は、石崎浩二だろうと思っていたが、今のウィキペディアを見ると、古畑弘二になっているので、どちらが正しいのか、確かめたくて、日本ATGのパンフがネットにあったので、買う。
するとやはり古畑弘二で、女優は田村奈己だった。
そして、驚くことに、そのパンフレツトには、券が入っていて、日劇文化で、1963年4月20日、14時40分の回で、4列目7番の席にどうぞ、と書かれていた。
この頃の映画館のチケットは、いちいち手で書いて発券していたのだと思う。
この『20歳の恋・日本編』の脚本・監督は、石原慎太郎で、小松川女子高校生殺題材なのだがなのだが、あまり明確ではない。
しかし、後に大島渚が『絞首刑』で描いたように、慎太郎も、当時は多少は反社会的だったのだと思った。