昨日、横浜市役所で、鈴木喜一議長の一言で内示を取り消された課長について書いた。
その方は、職員時代に市会事務局にいて、その後各局をまわった後に係長試験に合格し、課長になった方で、やっと憧れの市会に戻れることになった。
そして、その頃は、し尿処理の現場にいたとのことだった。
当時は、まだ下水道が完備していなかったので、バキューム・カーで収集したし尿を専用船で運搬し、横浜港の港外に投棄していた時代で、そこにいたのだ。
なんとか良いところにと思っていたので、うれしくてつい鈴木喜一議長に電話してしまったのだろうと思う。
まあ、仕方のないところだと思う。
し尿処理の海上投棄が見られる映画がある。
岡本喜八の日本ATGでの作品『肉弾』のラストシーンである。
大谷直子のヌードのみで評価されるされる映画で、私は他の岡本作品に比して、そうは良いとは思わないが、結構見どころのある映画だと思う。