またしても、中田市長時代のこと。
横浜市の中央図書館の担当部長をやっているとき、ある日突然、市長室長から電話があった。
中田宏市長から
「俺の本を全部の図書館に置け」と言われたので、すぐに買ってほしい。
横浜市での図書館での本の購入は、担当者たちが年間で出版物を検討して計画的にやっているので、すぐにはできないと言うと、
「じゃあ、すぐに寄付するから入れてくれ」とのお答え。
「それは、寄付になり、公選法に違反するので、絶対にだめです」
結局、自分で各図書館に寄付するのは諦めて、後援会が寄付することにしたそうだ。
なんとも困った人だった。