中田宏氏は、その1期目は、まあまあだったが、2期目はお粗末だった。
その一つは、私が図書館の担当部長をやっていたとき、当時横浜市の教育長だったH氏から聞いた話である。
ある日、H教育長は中田市長に呼ばれて、市長室に行った。
すると東京からボリビア大使が来ていて、横浜でスペイン語の学校を作りたいとの話だった。
もちろん、賛成だが、外国人学校への援助は、朝鮮人学校の問題があるので、出来ないが、情報交換等をしようとなって終わって大使は帰られた。
そのとき、中田宏氏は、聞いた
「ところで、ボリビアってカリブ海のどこにあるの?」
ボリビアの位置を知らなくても市長はできるだろう。
だが、その程度の知識、教養の人間だったのである、中田宏君は。
次は、私が自身で体験したことである。
金沢区役所で、部長をやっているとき、市長が来られる行事があり、私は会場の入り口で市長をお待ちしていた。
すると、大きな外国車が来て止まり、そこから中田宏君がさっそうと降りて来た。
すぐに私は、随行しえきた秘書に聞いた、「この車はなんですか」
「ジャガーですよ」
市長が自分の好きな車に乗るのは勝手である。
だが、日産の本社を横浜に誘致したと宣伝している市長が、外国車に乗るのはどうなのだろうか。
このジャガーは、レンタルで、さすがに数か月で辞めたようだ。
もちろん、民主党の日産系の議員から反発があったからだと思うが。
当時、横浜市の市長、議長等の公用車は、大体日産のプレジデントだった。