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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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『悪魔のいけにえ』

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WBCの勝利で、きれいごとに厭きたので、ひどい作品を見ることにする。

大部前に録画してあったが、なかなか見る気にならなかった作品。

                                       

1973年夏に、テキサスの田舎を4人の男女の若者(男2人、女2人)がバンに乗って旅しているが、その目的は昔にいた家に行って見ること。

途中で、男のヒッチハイカーを乗せるが、これがまず異常に変な男。

食肉屠畜場の話をしてきて、女たちは気味悪がるので、途中で下す。

ガソリンが不足しそうなので、小さなスタンドで車を停めてガソリンを買おうとするが、

「ない」と断られ、代わりに「バーベキューを食え」と言われる。

暑いので、一人の男が、川に行こうとして歩き出すと、変な館に遭遇する。

ガソリンを貰おうと、中に入ると、動物や人間の死骸が無数にある。

隣の部屋に行こうと、扉を開けると、突然仮面をかぶった大男が、鉈を振り下ろしてきて、その餌食になる。

その男の相手の女が、男を探しに館に来ると、やはり鉈の餌食になる。

日が暮れて、残された一組の男女も、いなくなった男女を探しに歩き出して、問題の館に着く。

男は、すぐに鉈の餌食となるが、女も捕まって縄で縛られる。

その部屋には、二人の兄弟がいて、なぜかガソリンスタンドの男もいるが、兄弟に「コックだ」と言われている。

時間が経って目を覚ました女は、なんとか館を逃げ出し、道路で、大型トラックに助けられるが、そこにもおかしな兄弟が追ってくる。

弟は、ガソリン式のチェーンソーをふりまわしている。

それで、人間や動物の体を切っているのだ。

なんとか逃げたのかというところで、画面は暗転。

実に、恐ろしいと言うか、おかしいと言うか、よくぞ作ったという恐怖映画。

車に流れている曲がカントリーであるのが、本当にテキサス的である。

ザ・しネマ

 

 

 


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