先日見た『パイナップル部隊』のタイトルには、宮本敏雄の名があった。
1950年代末に、巨人の打者でライトを守っていて、打点王も取っていた。
三振かホームラン下の、荒い打者で、三振すると、その笑顔がよかった。
彼は、エンディー宮本の愛称で親しまれていて、私が最初に好きになったプロ野球選手だった。
当時の、選手は、川上や別所など、年取った小父さん連中が多く、まさに戦前からの職業野球人という感じだった。
中で宮本は、少し上のお兄さんという感じだったので、私が好きだったのだと思う。
当時は、ハワイ出身のプロ野球選手は日本に多くいて、宮本の他、東映のジャック・ラドラやスタンレー・橋本などもいて、結構活躍されていた。もう少し前では、阪神の若林忠治や田中義雄もハワイから来た選手だった。
現在では、アメリカの元メジャーの選手もいるが、1960年代では、非常に稀で、その点ハワイは、身近だったのだろう、ハワイ出身の選手がいたのだ。
私は、アメリカには二度行っているが、ハワイにはまだ行ったことがない。一度行って見たいと思っている。