区内を歩いていると、来年の地方選挙のポスターが貼られている。
南区は、県会議員は一人だが、市会議員は、自民党は2人なので、票を割っていると思う。
たぶん、地域毎に、この人は、この町内会、あの人は、この町内会という具合だと思う。
自民党は、複数の候補がいても地域分りなので、簡単である。
だが、かつての社会党、現在の民主系だと、ことは複雑になる。
だいたい、地域割りができず、組織割なので、票が読めないのだ。
民間系労組は、この人で、官公庁系はこの人に、と分けるのだが正確にはできないようだ。
このことは、私が最初に秘書として仕えた大久保英太郎さんが、よく言っていた。
「俺は、旭区に5000票置いてきたんだ」と。
当時、保土ケ谷区の社会党には、大久保さんの他、もう一人仙田さんという方がいて、この人は、保土ケ谷がもともとの地盤だったのだ。
だから、大久保さんは、いつも仙田さんに負けていた。
ただ一つ勝ったのは、私が大久保さんの秘書をやった時で、この時は市会事務局の印刷機を使って1万枚くらいビラを印刷して議長に渡したからだ。
公的秘書としてのギリギリの行為だったと今は思うが。
その大久保さんももういない。