先週、「ブラタモリ」で、町田市を取り上げていた。
その最後で、石阪昌孝町田市長のことが言われた。
この人は、立派な方だったようで、北村透谷らを援助した民権派だった。
透谷の妻のミナは、石阪の娘だった。
さて、その後はと言えば、現市長の石阪丈一氏も、この係累のようだ。
私が経済局にいたとき、
「石阪ミナって知っているか」と聞かれ、「透谷の奥さんだろう」と答えたところ、
「私は、その石阪家だ」と言った。
彼は、地元の人間とのことで、自公から出て、当選し、五期もやっているのは、ご立派である。
ただ、横浜市を辞めるとき、職員に迷惑を掛けた。
私も、県警の事情聴取を受けるという貴重な機会を得た。
だが、この時のことについて、石阪君は、その後横浜市職員にまったく謝罪しなかった。
これは問題だと思う、人間としてである。