ロッテの佐々木投手が完全試合をしたそうだ。
昨日は、用があって東京に行っていたので、阪神の試合を見なかったが、家にいれば阪神ではなく、ロッテの試合を見たと思い、実に残念なことだ。
完全試合など、そうあるものではなく、また私の記憶では、完全試合を食らったチームは優勝していないと思う。
その意味では、オリックスの今年の優勝はないことになる。
さて、日本のプロ野球での最初の完全試合は、藤本英雄投手である。
1950年6月で、巨人と西日本戦で、青森市営球場で行なわれた。
ただ、これの写真はなく、誰も当時は問題とされた記録ではなかったのだ。
これを見た人に、寺山修司がいて、本に書いてあった。
ただ、寺山は野球が好きではなく、その理由は「野球はホームに帰るスポーツだから」とのこと。
家出の勧めを書いた詩人の言葉である。
この次は、阪神との交流戦でもう一度完全試合かノーヒット・ノーランをやってほしいと思う。
因みに、藤本は、晩年は日本テレビの解説をやっていたが、中上英雄の名だった。