北京冬季五輪も終わり、次はミラノとコルチナ・ダンぺツォのこと。
このコルチナと言えば、猪谷千春が、スキーの回転で銀メダルを取ったところだ。
これがきっかけで、日本にもスキー・ブームが起きて、大人気となる。
松竹は、ドイツのトニー・ザイラーを招いて、映画『銀嶺の王者』を鰐淵晴子との共演で作ったくらいだ。
ザイラーは、ルックスも良かったので、映画になったのだろう。
大島渚の本によれば、彼の処女作『愛と希望の町』の試写会は、ザイラーの記者会見と同時だったので、誰も見に来なかったそうだ。
まあ、仕方ないことだが。
猪谷氏は、まだご健在だそうだ。