『事件屋稼業』を最初に読んだのは、2001年に脳梗塞で倒れて滝頭の脳血管医療センターに入院している時で、劇研の後輩の桑原君が持って来てくれたのだ。谷口ジローと関川夏央の原作で、その後は関川の本をよく読むようになった。
話しは、探偵の寺尾聡のところに、会社副社長の大塚寧々から、事件捜査の依頼があり、いろいろと動くが、途中で大阪に行く。私は、この寺尾が好きではない。なぜなら基本的になにもしない演技だからだ。その分、警視庁刑事の竹中直人がやり過ぎで演じる。このコンビは面白い。もともと探偵は、なにもしないことは、チャンドラーや横溝正史でも同じだからだ。それらで、探偵はなにもせず、次々と事件が起きるのだ。最後は、もちろん、正義が勝ち、めでたしとなる。製作は、ドリマックスで、ここは昔の木下恵介プロだろう。
話しは、探偵の寺尾聡のところに、会社副社長の大塚寧々から、事件捜査の依頼があり、いろいろと動くが、途中で大阪に行く。私は、この寺尾が好きではない。なぜなら基本的になにもしない演技だからだ。その分、警視庁刑事の竹中直人がやり過ぎで演じる。このコンビは面白い。もともと探偵は、なにもしないことは、チャンドラーや横溝正史でも同じだからだ。それらで、探偵はなにもせず、次々と事件が起きるのだ。最後は、もちろん、正義が勝ち、めでたしとなる。製作は、ドリマックスで、ここは昔の木下恵介プロだろう。