『タモリクラブ』は、音楽もののときが面白い。このところ、ずっと録画していなかったが、昔のユーチューブで見たのは、欧米の名曲の日本のカバー特集で、非常に面白かった。まず、ママス&パパスのヒットの『カルフォルニア・ドリーミン』で、なんと麻丘めぐみ。インスト曲のベンチャーズの『10番街の殺人』に詩を付けて歌ったアン・ルイスや、ギルバート・オサリバンの名曲『アローン・アゲイン』を歌った九重祐美子。だが、なんといっても凄いのは、『スター・ウォーズ』で、子門真人のクセの強い歌い方。これは、日本公開以前に作られたので、内容と相当に乖離しているものらしいが。
こういう時局便乗レコードは、SPレコードの大コレクターの岡田則夫さんによれば、「あやかりもの」と言って、SP時代からあったものだそうだ。私も、1枚だけ持っていた。『こどもオリンピック』というもので、1936年のベルリンオリンピックの時の、「前畑頑張れ、」の河西アナウンサーの放送をそっくり女の子が真似したものだった。さらに、これが不思議なのは、前畑の名を言っていないことで、「日本の女子頑張れ」と言っている。これは、ショウチクという会社のレコードで、NHKとは無関係だったのだが、どうしてなのだろうか。この変なSP盤は、私が持っていても意味がないので、岡田則夫さんに進呈した。
こういう時局便乗レコードは、SPレコードの大コレクターの岡田則夫さんによれば、「あやかりもの」と言って、SP時代からあったものだそうだ。私も、1枚だけ持っていた。『こどもオリンピック』というもので、1936年のベルリンオリンピックの時の、「前畑頑張れ、」の河西アナウンサーの放送をそっくり女の子が真似したものだった。さらに、これが不思議なのは、前畑の名を言っていないことで、「日本の女子頑張れ」と言っている。これは、ショウチクという会社のレコードで、NHKとは無関係だったのだが、どうしてなのだろうか。この変なSP盤は、私が持っていても意味がないので、岡田則夫さんに進呈した。