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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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三原の法則では・・・

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阪神が巨人に負けて、8.5ゲーム差になった。 昔、三原脩という監督がいた。 巨人、西鉄(西武)、大洋(横浜)、近鉄(楽天、オリックス)、そしてヤクルトで監督をし、特に大洋、近鉄では、当時弱かったチームの監督をして強くし、大洋ではリーグ優勝と日本一にもなった。 
              この人は、いろんなアイディアを始めた監督で、左打者には左投手という投手交代、さらに右打者が来ると、投手を一時外野手に代える等のワンポイントリリーフなども考えた人だった。 西鉄では、南海と毎年優勝争いをしていたが、その経験から来た有名な法則を言っていた。 それは、「ゲーム差を詰めるには、そのゲーム差の10倍の試合がかかる」というものだ。 つまり、1ゲーム差には、10試合が必要という計算だ。 この三原の法則によれば、8.5ゲーム差は、85試合必要となる。 阪神の残りは、54試合なので、これはもう不可能となる。今年は、クライマックス・シリーズもないので、残念ながら巨人の優勝はほぼまちがいないだろう。
将来のことだが、セ・パ両リーグで、2チームづつ増やして8チーム制とし、上位3チームのクライマックス・シリーズにすれば、と私は思う。増やす球団の場所は、新潟、京都、四国、そして沖縄の野球選手の多い地域が考えられるのではないかと思う。新潟、京都はセ・リーグ、四国、沖縄はパ・リーグと言うように。

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