1948年の新東宝製作、東宝配給の作品。
中河与一の原作は大変に有名で、私も高校時代に読んだが、あまり感心しなかった。
大学時代に付き合っていた女性に聞くと、
「こんなことは信じられない」と言い、女性は現実的だなと思ったものだ。
話は、大学生時代に、美しい女性を見染めた主人公が、ずっとその女性を思うと言う、プラトニック・ラブの典型である。
高峰三枝子は、最初から異常に美しいので、未婚だと誤解するのは変だと思うが。
そして、天文学をやっていたので、田舎の観測所に行き、そこの村娘と乞われて結婚する。
だが、それでも高峰を想っているのだから、ご苦労さんというしかない。
そして、フランスに行っている高峰の夫は、愛人を作っているというので、すぐにでも離婚して一緒になればと思う。
また、強引にでもセックスすれば問題は解決するのではと思うが、そうはしない。
力のないストーかーとでもいうべきだろうか。
主人公の藤川豊彦は、水谷豊を二枚目にしたようなルックスだが、これで採用された新人の割にはきちんと演じている。
最後は、高峰が病気で死んで終わり。
ごくろうさんと言うしか言いようがない。
衛星劇場
中河与一の原作は大変に有名で、私も高校時代に読んだが、あまり感心しなかった。
大学時代に付き合っていた女性に聞くと、
「こんなことは信じられない」と言い、女性は現実的だなと思ったものだ。
話は、大学生時代に、美しい女性を見染めた主人公が、ずっとその女性を思うと言う、プラトニック・ラブの典型である。
高峰三枝子は、最初から異常に美しいので、未婚だと誤解するのは変だと思うが。
そして、天文学をやっていたので、田舎の観測所に行き、そこの村娘と乞われて結婚する。
だが、それでも高峰を想っているのだから、ご苦労さんというしかない。
そして、フランスに行っている高峰の夫は、愛人を作っているというので、すぐにでも離婚して一緒になればと思う。
また、強引にでもセックスすれば問題は解決するのではと思うが、そうはしない。
力のないストーかーとでもいうべきだろうか。
主人公の藤川豊彦は、水谷豊を二枚目にしたようなルックスだが、これで採用された新人の割にはきちんと演じている。
最後は、高峰が病気で死んで終わり。
ごくろうさんと言うしか言いようがない。
衛星劇場