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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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『ミッシング』

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1895年のニューメキシコの田舎の村に女医のケイト・ブランシェットが二人の娘、さらに恋人と住んでいる。
そこに汚い中年男のトミー・リー・ジョーンズが来る。
彼は、昔、ケイトらを残してなぜかインディアンに身を投じた男で、ケイトには非常に不快。
だが、ある日、インディアンの連中がやってきて、上の娘を連れて行ってしまった。

              

ケイトは、町に行って保安官に訴えるが、彼は「町を守るのが役目で、インディアンたちは騎兵隊が捜索している」という。
そこでは、電信があり、街頭ではレコード、エジソン式の瘻管レコード、のデモンストレーションが行われている。
つまり、新文明が来ているが、まだニューメキシコは、アメリカの州ではなく、野蛮と未開の地だった。
トミー・リー・ジョーンズは、言う、騎兵隊は北を探しているが間違いで、南の国境からメキシコに女を売るのだと。
ケイトは、彼に従って南に行く。そこに昔、トミー・リー・ジョーンズと知り合いだったインディアンの若者も参加する。
彼も、自分の恋人を浚われていたのだ。

インディアンの群れは、彼らだけではなく、白人もいて、そこでは白人は写真を撮ってポートレー十にして売っている。
ここでも新文明が侵食しているが、インディアンにも良いのと悪いのがいて、白人にも悪人がいる。
国境近くで、遭遇し、激しい戦闘が行われ、トミー・リー・ジョーンズは、相手のボスと戦い、共に崖から落ちて死ぬ。
女たちは悪人と自ら銃を取って戦い、勝利する。

フォックスムービーズ



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