12月12日は、小津安二郎先生の誕生日で、死去された日である。
この彼の60歳での死を称賛するような言説があるが、私は違うと思う。
60歳での死など、生活習慣病の結果以外のなにものでもない。
毎日の飲酒、タバコ、映画製作へのストレスなど、早く死なせてください、と言っているようなものだろう。
1963年12月に小津は死んだわけだが、現在からみれば、この1963年というのは、日本映画最高の年であった。
その後の崩壊を見なくて済んだのは、幸福だったのかもしれないが。
この彼の60歳での死を称賛するような言説があるが、私は違うと思う。
60歳での死など、生活習慣病の結果以外のなにものでもない。
毎日の飲酒、タバコ、映画製作へのストレスなど、早く死なせてください、と言っているようなものだろう。
1963年12月に小津は死んだわけだが、現在からみれば、この1963年というのは、日本映画最高の年であった。
その後の崩壊を見なくて済んだのは、幸福だったのかもしれないが。